全身の健康を見据えたアプローチで患者様の生涯に寄り添います

インプラント治療

インプラント治療

失われた歯と全身の健康を取り戻すために

失われた歯と全身の健康を取り戻すために|あいこ歯科・矯正

歯を失うことは、単に硬いものが噛みづらくなるというお口の中だけの問題にとどまりません。
ぽっかりと空いた空間をそのまま放置していると、隣の歯が空いたスペースに向かって倒れ込んできます。
さらに、本来噛み合うはずだった反対側の歯が、噛む相手を失って徐々に伸びてきてしまいます。

このような歯の移動が起きると、お口全体の噛み合わせのバランスが大きく崩れ去ります。
噛み合わせの崩れは、顎の関節に不自然な力をかけ続け、顎関節症を引き起こす原因となります。
そして、顎のズレは頭を支える首や肩の筋肉を緊張させ、やがて全身の姿勢の歪みへと繋がります。

姿勢が歪んで猫背になれば、気道が圧迫されて呼吸が浅くなり、全身の健康状態にまで悪影響を及ぼします。
たった一本の歯を失うことが、全身の不調の引き金となるのです。

当院では失った歯を補い、噛み合わせのバランスを整える治療法の一つとして、インプラント治療をご提案します。
インプラントは、顎の骨にチタン製の人工の歯の根を埋め込み、その上に被せ物を装着する治療法です。
入れ歯のように取り外して洗う手間や食事中にズレる不快感がありません。
また、ブリッジ治療のように両隣にある健康な天然の歯を削って負担をかける必要もありません。
ご自身の天然の歯と同じような感覚でしっかりと噛めるようになる、非常に優れた治療の選択肢です。

周りの骨や歯に負担をかけない治療のご提案

周りの骨や歯に負担をかけない治療のご提案|あいこ歯科・矯正

インプラント治療は、顎の骨に人工物を埋め込む外科的な処置を伴います。
だからこそ、当院は「ただ骨にインプラントを入れて被せ物をつけるだけ」というその場しのぎの処置は行いません。
治療を終えた後も、十年、二十年と将来的に長く持つ治療を行うことが私たちの目指す医療です。
インプラントを長持ちさせるためには、周りの骨や天然の歯に負担をかけない綿密な計画が欠かせません。
もし、インプラントを入れた部分にだけ異常に強い噛む力がかかれば、それを支える骨がダメージを受け、やがてインプラント自体が抜け落ちてしまいます。

逆に、周りの天然の歯にばかり負担が偏れば、今度は健康だったはずのご自身の歯が割れたり揺れたりして失うことになります。
残っている大切なご自身の歯を長く守るために、そしてインプラントを生涯のパートナーとして機能させるために、お口全体の調和を見据え、特定の歯や顎の関節に無理な力がかからない治療をご提案します。

患者様の状況に応じた柔軟な手術アプローチ

患者様の状況に応じた柔軟な手術アプローチ|あいこ歯科・矯正

患者様の顎の骨の状態、歯を失ってからの期間、お口の衛生状態などは一人ひとり全く異なります。
そのため、当院では画一的な手術のやり方を押し付けることはせず、状況に応じて最も適した治療の進め方を柔軟に選択します。

身体への負担を減らす「抜歯即時埋入」

一つの方法として、「抜歯即時」という技術に対応しています。
これは、歯を抜く処置と同時にインプラントを顎の骨に埋め込む手術方法です。
歯を抜いた後の傷口が自然に治ろうとする力(治癒力)を利用するため、傷の回復が非常に早いのが特徴です。
歯を抜く手術とインプラントを入れる手術を別々に行う必要がなく、一回の外科処置で済むため、治療期間を大幅に短縮できます。
患者様の精神的・身体的な負担を大きく減らすことが可能です。

骨の回復を待つ確実なアプローチ

一方で、歯周病などで歯の周りの骨が大きく溶けてしまっている場合、抜歯即時は適しません。
骨がスカスカの場所に無理にインプラントを埋め込んでも、しっかりと固定されずに失敗するリスクがあるからです。
そのようなケースでは、まずは歯を抜き、その部分に「骨補填材」と呼ばれる人工の骨の材料を入れます。
そして、数ヶ月の時間をしっかりと確保し、抜歯した部位の骨が硬く出来上がるのをじっくりと待ちます。

強固で安定した骨の土台が完成してから、改めて安全にインプラントを埋め込みます。
時間がかかるという側面はありますが、将来的に長く持つインプラントを作るための、非常に確実で安全なアプローチです。
事前の精密な検査に基づき、どちらの方法が患者様にとって最善であるかを的確に判断し、治療を進めていきます。

骨が足りない方への骨造成手術(GBR・ソケットリフト)

骨が足りない方への骨造成手術|あいこ歯科・矯正

歯を失ったまま長期間放置していたり、重度の歯周病にかかっていたりすると、顎の骨は徐々に吸収されて薄く細くなっていきます。
他院で「顎の骨が足りないからインプラントはできない」と断られてしまった経験を持つ患者様も、諦めずに一度ご相談ください。
当院では、インプラントを支えるための十分な骨の量や厚みがない場合、「骨造成」という骨を増やす外科処置に対応しています。

骨の幅や高さを補うGBR法

骨の幅や高さが足りず、そのままではインプラントが骨から露出してしまうような場合に行う処置です。
骨が足りない部分に骨補填材を置き、特殊な膜で覆って保護することで、新しい骨の再生を促します。
インプラントの埋め込みと同時に行う場合と、GBRを行って骨が作られるのを待ってからインプラントを埋め込む場合があります。

上顎の奥歯の骨を作るソケットリフト

上顎の奥歯のすぐ上には、上顎洞と呼ばれる空洞があります。
奥歯が抜けるとこの空洞が下がり、インプラントを埋め込むための骨の厚みが極端に不足することがあります。
その場合、インプラントを入れる穴の底から粘膜を押し上げ、そこにできた空間に骨補填材を入れて厚みを作るソケットリフトという処置を行います。

これらの技術を用いることで、骨が足りない患者様でもインプラント治療を受けられる可能性が大きく広がります。
十分な骨の厚みを作ることは、周りの骨に負担をかけず、インプラントを長期的に安定させるための非常に大切なステップです。

噛む力を考慮した上部構造(ウワモノ)の設計

噛む力を考慮した上部構造(ウワモノ)の設計|あいこ歯科・矯正

インプラントの土台を顎の骨に埋め込んだ後、その上に取り付ける被せ物のことを「上部構造(ウワモノ)」と呼びます。
この上部構造にどのような材質を選び、どのような形態に設計するかが、インプラントの寿命を決定づけます。
天然の歯の根の周りには、「歯根膜」という非常に薄いクッションの役割を果たす組織が存在します。
この歯根膜があるおかげで、硬いものを噛んだ時の衝撃が和らぎます。

しかし、インプラントにはこの歯根膜がありません。そのため、噛んだ時の力がダイレクトに顎の骨へと伝わってしまいます。
当院では患者様ごとの噛む力の強さや、睡眠中の歯ぎしり・食いしばりの癖の有無をしっかりと診断します。
その診断に基づき、インプラント体や周囲の骨に過度な負担がかからない材質をご提案します。

例えば、非常に強い力がかかる奥歯には、人工ダイヤモンドとも呼ばれる割れにくいジルコニアや、噛む力に合わせてしなやかに馴染むゴールドなどの素材を使用します。また、材質だけでなく「形態」にもこだわります。

噛み合う面の形を計算し、顎を動かした時に特定の方向にだけ無理な力が加わるのを防ぎます。
見た目の美しさだけを追求するのではなく、機能面や耐久性を考慮した上部構造を作製します。

シン中心位に基づく噛み合わせと全身へのアプローチ

シン中心位に基づく顎の位置の調整|あいこ歯科・矯正

インプラントの被せ物を装着する際、当院は九州地方でも受診できる医院が少ない「シン中心位」の考え方に基づいて噛み合わせを調整します。
これは、顎の関節が最もリラックスできる安定した位置を見つけ出し、そこにピタリと合うように被せ物の高さをミクロン単位で整える手法です。
正しい位置で噛み合わせのバランスが取れると、顎の関節や周囲の筋肉の緊張が解け、全身の姿勢も真っ直ぐに良くなっていきます。

また、当院に在籍する足育担当スタッフが足元から姿勢をサポートすることで、さらに安定した噛み合わせの土台を作り上げます。
足の分析やオーダーメイドインソールで姿勢を正すことは、お口全体のバランスを保つことに直結します。
インプラントというお口の中の外科治療から、全身の健康へとアプローチを広げていくのが当院の大きな強みです。

痛みを和らげる麻酔と精密なシミュレーション

極細の注射針|あいこ歯科・矯正

インプラント治療に対して不安や恐怖心を抱かれる最大の理由は、「手術中の痛み」への懸念です。
当院では患者様がリラックスして手術に臨めるよう、痛みをできる限り抑えた麻酔の工夫を行います。
まず、歯ぐきにゼリー状の表面麻酔を塗布して感覚を麻痺させ、注射の針を刺す時の「チクッ」とした痛みを和らげます。
そして、体温に近い温度まで温めた麻酔液を、極細の注射針を使用して非常にゆっくりとしたペースで注入します。

麻酔がしっかりと効いたことを確認してから処置を始めるため、手術中に痛みを感じることはほとんどありません。
また、安全な手術を行うためには、メスを入れる前の事前の準備が全てです。
高精度なデンタルCT(ベラビューX800+)を使用し、顎の骨の立体的な構造、神経の走行、血管の位置をミリ単位で正確に把握します。

その精密なデータをもとに、コンピューター上でインプラントを埋め込む位置や角度、深さをシミュレーションします。
さらに、そのシミュレーション通りの位置にインプラントを導くための「サージカルガイド」という専用のマウスピース状の器具を作製し、手術に使用します。
これらの事前の準備があるからこそ、本番の手術を短時間でスムーズに、そして安全に終えることができます。

インプラントを長く長く使っていただきたい

インプラントを長く長く使っていただきたい|あいこ歯科・矯正

インプラントはチタンなどの金属でできているため、天然の歯のようにむし歯になることはありません。
しかし、日々の歯磨きやメンテナンスを怠ると、インプラントの周りの歯ぐきが歯周病菌に感染する「インプラント周囲炎」という病気にかかります。
これが進行すると、せっかく入れたインプラントを支える骨が溶け、抜け落ちてしまいます。
治療が終わった後も、ご自宅での正しいセルフケアと、当院での定期的なプロフェッショナルクリーニングが欠かせません。

当院は、産婦人科や理学療法士などの多職種と連携し、チーム医療で患者様の全身の健康状態をサポートしながら、インプラントを良い状態で維持し続けます。
しっかりと噛んで美味しい食事を味わう喜びは、人生の質を大きく高め、生きる力となります。
歯を失ってお悩みの方、入れ歯が合わずにお困りの方は、ぜひ当院へご相談ください。

カフェのような温かな空間で、スタッフ一同、皆様のご来院をお待ちしております。
患者様がいつまでもご自身の歯のように食事ができるよう、全力でお手伝いいたします。

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